バルトレックスはヘルペスウイルスに強力な効果をもっている抗ウイルス剤です。ヘルペス以外のウイルス性の病気にも効能がありますのでバルトレックスを有効に活用していきましょう。

性行為感染症に有効のバルトレックスは便で排出

バルトレックスは、性行為感染症の一つとされる性器ヘルペスや口の周りに発症する口唇ヘルペス、帯状疱疹、水痘の治療に有効とされている第2世代の抗ウイルス化学療法剤であり、経口服用した薬剤のほとんどが体内での代謝後数日で尿や便として排出される為、腎臓や肝臓などの主要な臓器に蓄積される事が無く非常に安全性が高いとされています。安全性の高いバルトレックスは、基本的には軟便や腹痛などの胃腸症状に加え、頭痛やめまい、発疹、痒みなどの軽微な副作用がほとんどですが、極稀にアレルギーによるアナフィキラシー様相症状や急性腎不全、肝臓の機能障害、間質性肺炎などの重篤な副作用症状が発現するリスクもあります。
バルトレックスは、ポリメラーゼ連鎖反応に不可欠なdGTPの基本骨格に酷似しているアシクロビルにアミノ酸の一種であるLバリンを縮合反応させたバラシクロビルを主成分とするデオキシリボ核酸ポリメラーゼ阻害薬であり、ウイルス感染細胞内でdGTPと置き換わる事でウイルスDNA鎖の伸長を抑制し、ウイルスDNAの複製を阻害する効果を示します。バラシクロビルは、アシクロビルに比べて生物学的利用能が著しく高く、1日の服用回数も1日2回~3回と市販されている医薬品と変わらない程度まで改良されています。又、バルトレックスは、差し迫ったヘルペスウイルスによる感染症状の治療だけでは無く、神経症で再発の時期を待っているヘルペスウイルスに対しても有効とされ、最大1年の再発抑制治療が行われています。しかし、バルトレックスは、日本国内では未だ医師等の処方箋が必要とされる処方箋薬なので、再発抑制治療などの長期治療の際には複数回の治療が必要となりますが、現在では特例として個人輸入が認可されています。